<毒島誠(34=群馬)賞金1位>

今年は大飛躍を遂げた。夏場にSG連続優勝を飾り、その後も好調をキープ。G1も平和島周年など3度の優勝を挙げ、賞金トップを独走。「今年は年始めから良かった。昨年苦労したことがいい方に出た。夏はたまたまだが、プロペラ調整に自信はあった」と選手としての充実期に入った。

もちろん狙うは優勝のみ。「今年取れなかったらもう取れないつもりでいく。それくらいの気持ちでいきたい」。賞金1位の立場は考えずチャレンジャーの意識で初の頂点をつかむ。

<小野生奈(30=福岡)賞金1位>

今年はクラシック、オールスター、グラチャン、オーシャン、ダービー、19日からのグランプリSと6つのSGに出場。今までで一番多くSGを走った年だった。その中で予選突破は2回と、SGファイナリストに名を連ねるのも現実味を帯びてきた。「少しずつSGでもレースができてきた。自分の中では成長できているのかな。先輩、後輩に調整のアドバイスをもらって、うまく受け入れられたのが良かった。周りの環境のおかげもある」と感謝を忘れない。女子NO・1へ、QCのタイトルは是が非でも欲しい。