カウントダウン連載「ROAD TO グラチャン」の最終回は、なるほどデータ集。湯川浩司はグラチャン王子と呼ばれるほど、相性のいいタイトルで気合が入る。多摩川の成績は石川真二が最多優勝。地元の長田頼宗も実績は負けていない。

(1)大会相性 グラチャン最多優勝は湯川浩司の3回(3回の優出で3回とも優勝)。次いで今垣光太郎、太田和美、山崎智也が2回優勝。今大会で湯川が4回目の優勝となれば、オールスター6回優勝の野中和夫(引退)に次いで、オーシャンカップ4回優勝の松井繁と並ぶ歴代2位タイの同一SG優勝回数となる。

(2)連覇&SG連続優勝 昨年覇者の白井英治が今年も優勝なら、湯川、太田、山崎に次いで4度目のグラチャン連覇となる。また、吉川元浩が今年のクラシック、オールスターと連続優勝中。過去にSG3連勝は野中、西島義則が達成している。吉川は今大会で史上3人目のSG3大会連続優勝に挑戦する。

(3)大会初出場 グラチャンに初めて出場するのは土屋智則、片岡雅裕、桑原悠、木下翔太、羽野直也、仲谷颯仁の6人。

(4)多摩川通算成績 優勝回数は石川真二が8回で1位。長田頼宗が優出回数21回、1着回数171回で1位。通算勝率は今村豊が7・88でトップ。通算2連対率は59・8%で原田幸哉、通算3連対率は90・9%で木下翔太がそれぞれ1位。

(5)誕生日 6月22日(5日目)は今村豊が58歳の誕生日を迎える。【古村亮】(おわり)