宮田龍馬(22=兵庫)が抜群の舟足を武器にオール2連対を守った。2日目8Rではフライング艇がありながら、5コースから握って1着を奪った。

「福岡は初めてなのに、出来過ぎです」と苦笑いする。それでも、28号機を完全に引き出している。

「(前回使用者の)松尾(昂明)さんのペラだと思ったほど伸びなかったので、ペラをたたいて良かった。今は全部の足がいい」と分析する。

師匠は高野哲史。つまり、吉川元浩の孫弟子にあたる。昨年の当地周年の1、2着と福岡を得意とする選手の流れを受け継ぐ。

「高野さんからペラは教わりました。でも、今回は違う形です」。

3日目は1R3枠、7R1枠の2走。ペラのアレンジ力を発揮して、再び連に絡む。