新人ガールズ決勝11Rは、内野艶和(つやか、19=福岡)が6番手からの大まくりを決めてデビュー戦初Vを飾った。2着には地元の山口真未が入り、本多優が3着。人気の飯田風音は最終バックで内野の後ろに入ったが、合わされて4着に沈んだ。

内野は「後方からのスタートだったので、自分から動かさないとどうしようもないと思った。トラック練習があまりできていなかったが、日に日にレースに慣れて、最終日に一番自分らしいレースができました」と満面の笑み。

小林優香や児玉碧衣を輩出した「藤田一門」からまた1人新星が誕生した。「競技で世界と戦う優香さん、競輪で女王になった碧衣さんが身近にいる。私も競技でパリ五輪を目指し、競輪は5年以内にガールズグランプリに出られるような選手になりたい」と、大きな野望を語った。