大時計昇降装置の不具合により、3日目以降が中止打ち切りとなった。
この開催で引退を決めていた鈴木唯由(59=群馬)は、35年余にわたるレーサー人生を静かに終えることとなった。鈴木は少し早まってしまった引退に「ぼくらしい終わり方ですね」と穏やかな笑顔を浮かべて話した。
86年(昭61)5月デビューの58期、同期には池上裕次(引退)、平石和男、三角哲男、田頭実らSG覇者も多い。鈴木も長くA1で活躍、記念タイトルは取れなかったが優勝は通算26回、勝ち星も1293に達した。
最後の白星は今開催初戦、初日3Rで逃げ切った。「いい思い出になりました。今回のこと(中止)やいろんなことがあったけどレーサー人生にまったく悔いはありません」。
昭和を知るベテランレーサーがまた1人、カポックを脱いだ。





















