女王児玉碧衣(26=福岡)が選抜2Rで2着で、まさかの今シリーズ未勝利に終わった。単発レース以外で1着がなかったのは、デビュー翌年だった16年のガールズケイリンフェスティバル以来5年ぶり3度目。

開催を終えた児玉は「勝てなかったことは悔しい、というよりもショック。私、こんなに弱かったんだって」と肩を落とした。予1で妹弟子の尾方真生を相手に打鐘から先制して7着。「初日に1周半駆けたことが結構(足に)きた。でも、あれは姉弟子としての意地」。結果的に初日の疲労が尾を引いた。

現時点で、次戦はファン投票1位選出のいわき平ガールズドリームレースに直行する予定だが「とにかく追加が欲しい。どこかで1回走って、自信を取り戻したい。やっぱり気持ちが大事ですね」と前を向こうとしていた。