大胆策が吉と出た。野田部宏子(31=福岡)は、準優11Rで3カドを選択。「展示で起こしが重かったので」とダッシュに引っ張った。その上でコンマ06スタート。1Mは攻め切るまでには至らなかったが、2Mで冷静に立ち回って2着を確保。19年3月の蒲郡以来、2度目の優出を喜んだ。「合えば直線の方がいい。乗り心地が合えばターン回りも良くなると思う」。優勝戦は6枠になるが、持ち前のスタート力で活路を見いだす。