◆宮地元輝(36=佐賀)

びわこをドル箱とする巧者が、SGレーサーとなって帰ってくる。

22年は宮地にとって、まさに飛躍の年となった。9月福岡のG1周年では、2コースから俊敏差しでG1初制覇を決めた。その勢いに乗って挑んだ12月大村SGグランプリシリーズ。優勝戦に進出すると、インの「ナイターキング」毒島誠に対して3コースまくり差しを決め、SG初優勝を飾った。ゴール前では、右手で力強く胸をたたくパフォーマンスを見せて、喜びを爆発させた。

優先出場権を得て参戦するBBCトーナメント。舞台となるびわこは絶好の水面だ。13年1月のデビュー初優勝など、優勝は3回を数える。さらに22年は5節走って、3月G2秩父宮妃記念杯を除いて全て優出と、好相性ぶりを見せている。真冬で寒風が吹き付ける湖面だがどの季節にも対応できていて、難なく乗りこなすとみる。

今大会には毒島や馬場貴也などグランプリ、グランプリシリーズの優出者が多く出そろう。それでもSG覇者としての自信、さらに絶大な湖面相性は強力な武器になる。軽快なスタートから、鋭い差しハンドルを入れて他を圧倒する。