昨年の最多勝レーサーが、今年もここ戸田から快進撃を始めた。優勝戦は1枠の新開航(26=福岡)が逃げて快勝。進入の乱れから深インも、コンマ11のトップスタートから、同じオーバーエージ参戦だった栗城匠のまくり差しを阻んだ。昨年10月若松以来で通算15度目、戸田は昨年1月ルーキー以来で2度目の優勝を飾った。

またも戸田で貫禄たっぷりに勝った。オールスローで123546の並びだった展示と違い、本番は2枠の栗城が4カド攻勢に出た。

しかし、新開は動じない。鋭発から先マイに集中した。「もう絶対に(栗城が)くると。でも、いい展示タイムが出ていたし、スタートは自信を持ってコンマ10ぐらいなら大丈夫。勘通りでいけて良かった」。胸をなで下ろした。優勝戦1枠で敗れた、前々節と前節の悪夢を吹き飛ばした。

同じグループの瓜生正義から走りを学び、昨年は優勝10度や125勝と腕を上げた。「この仕事をする限り(SGやG1で)走りたい」。より高みへ精進し、地元若松のG1九州地区選(2月12~17日)からスターロードを突っ走る気だ。