日高逸子(61=福岡)が、10Rでインから押し切り、最終日の12R優勝戦1枠を手にした。

レースは、6枠の土屋太朗が前付けに動いたが、5枠の鹿島敏弘の抵抗を受け5艇がスロー進入となり、5対1の隊形。1枠日高のスタートタイミングはコンマ31と遅かったが、全艇が遅めのタイミングで1Mを先取ることに成功した。「ついてたね。普通、このスタートだとまくられちゃうよ。今節はいろいろとラッキーがありますね(※2日目11Rで島田賢人がフライングとなり恵まれての1着)」と、横一線にそろったスリット写真を指でなぞった。

駆る8号機は「バランス取れて悪くないですよ。もう、何もしません。スタートは自信がないですが、コンマ10ぐらいを目指します」と、笑いながら話し、宿舎行きのバスに乗り込んだ。

22年3月尼崎G3オールレディース以来の優勝となれば、自身が持つ女子最年長優勝記録を更新する。