12Rでスーパープロピストレーサー賞が行われ、古性優作(32=大阪)が松浦悠士とのまくり合戦を制し、17年和歌山以来となる2度目の優勝を飾った。

近畿勢が5人勝ち上がったことで、古性は日ごろ連係する脇本雄太と別線で力勝負をすると決心。レースを前に「楽しみしかなかった」と思いを明かした。

前検日には「自転車との一体感が物足りない」と不安も口にしていたが、今節で手応えをつかんだ様子だ。

29日に行われる全プロ競技大会は、ケイリンにエントリーしている。「ナショナルチームに胸を借りるつもりだけど、その胸もない。脇本さんにもボコられます」と笑わせた。

次走は、ホームの岸和田で迎えるG1高松宮記念杯(6月13~18日)。昨年も制して、もちろん負けられない大会だ。「筋肉の状態をもっと上げて、(高知全日本選抜を制した)2月のころのように仕上げたい」と意気込んだ。【村上正洋】