準優10Rは折下寛法(49=東京)が3コースから鮮やかなまくり差しを決めて、優出一番乗りを果たした。

駆る38号機は初降ろしから噴いて評判の、エース機候補の一角だ。折下は初勝利こそ4日目のイン戦までかかったが、周りの評価は上々だった。「出足型の分、目立たないけど、整備士さんから5本の指には入ると言われました。行き足がいいから、スタートも大丈夫でしょう」と手応えも十分だ。

優勝戦12Rは、準優と同じく3枠で登場する。軽快なレース足を武器に、準優の再現を狙う。