児島ボートのSG第28回オーシャンカップ注目選手の2人目は、20年平和島クラシック以来のSG出場となる地元の山口達也(36=岡山)を取り上げる。
今年はここまで4度優勝。13年平和島ダービー以来のSG優出を目指し、強気に攻める。
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SGは20年平和島クラシック以来の参戦となる山口達也は、「(地元開催で)出場するからには勝ちたい。最低でも準優進出はしたいですね」と気炎を上げる。
今年は3月までに4度優勝と好調のスタートだったが、4月以降は優出もなく、リズムに乗り切れていない。好結果を残して再び上昇気流に乗せたい。
夏場の調整は「得意ではない」という。確かに通算42度の優勝で7月は1度しかなく、夏は苦手のデータがある。
ただ、その1度の優勝が児島と強調材料もある。7月はG3シモデンCからSGオーシャンCと当地連続参戦となる。「(シモデンCで)何かつかめればいいと思っています」と話した。
7月のG2びわこ秩父宮妃記念杯で完全Vを果たした地元の藤原啓史朗とともに、大暴れする姿が楽しみだ。【高田和典】
※明日は「ドリーム戦展望」
◆山口達也(やまぐち・たつや) 1986年(昭61)10月1日、岡山県倉敷市生まれ。05年11月、ボート97期生として児島でデビューし、7走目で初勝利を挙げる。初優勝は07年9月の常滑一般戦。同期に柳生泰二、土屋智則、西山貴浩、原田佑実ら。168センチ、53キロ。血液型AB。