真夏の女王決定戦、プレミアムG1第37回レディースチャンピオンが、三重・津ボートで8月1日に開幕する。開幕直前コラムの第1回は地元開催で気合の入る高田ひかる(28=三重)にスポットを当てる。準優の予定される5日は29歳の誕生日。「まくりすと」が、その攻撃力でファイナル進出をつかみ取る。

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地元三重支部からの出場は、高田の1人だけ。だがファンは高田の活躍を信じて疑わない。

高田自身も「大好き」と公言する地元津の水面。4月のG1周年では予選5戦4勝、準優も逃げ切って優出を果たした。優勝戦は2着。スタート、攻撃力、スピードが強豪男子選手相手に十分通用することを示した。

高田は「まくりすと」と称されるように、全速スリットからの強襲を得意とする。時にチルト3度の伸び型で大外から一気に内5艇をのみ込む。その攻めっぷりは男子選手も参考にするほどの力強さがある。それだけでなく、イン戦も強い。女子選手屈指と言われるスタート力が、その攻撃の源泉でもある。

直前のSG児島オーシャンCで、フライングを切ってしまった。それでも地元水面で「1走1走、思いを込めて」走る気持ちに変わりはない。29歳誕生日の準優、そして優勝戦と、高田がG1初優勝を目指して躍動する。【中川純】

◆高田ひかる(たかだ・ひかる) 1994年(平6)8月5日、三重県生まれ。13年11月、ボート113期生として津でデビュー。初勝利は15年3月の丸亀。18年5月、下関ダブル優勝戦で初優勝。G1は21年浜名湖レディースチャンピオンで優出4着。今年4月の津周年で優出2着。157センチ、47キロ。血液型A。

※明日は「注目選手・下」