11Rで男子の優勝戦が行われ、吉村誠(34=静岡)が4カドからまくり差して21年11月の平和島以来、通算3度目の優勝を決めた。人気を集めた1枠平本真之は2着。3着には谷野錬志が入った。
最終日は朝から伸び寄りに調整を施して、試運転から確かな手応えをつかみ取っていた。「調整をやるほどに出足が良くなったし、伸びもかなりいい。今すぐにでもレースがしたいくらいですよ」。本番はコンマ04のトップスタートを決めると、イン平本と2コース平田忠則の間にすぱっとボートを送り込んだ。「1Mは覚えてないけど、体が勝手に反応してくれました」。無我夢中でつかんだ優勝だった。次節は10月3日からの大村一般戦の予定。