けがを乗り越えた加倉侑征(26=福岡)が、さらなるステップアップを目指す。24年前期から自身初のA2級を決めたばかりだ。「やっとですね。けがをしたことで、いろんなことを乗り越えられたと思います」と笑顔で振り返る。

21年6月のことだ。鳴門一般戦で転覆したことで、骨盤と左すねを骨折した。当時は勝率5点台に乗せて、A2級も視野に入っていた時期だった。けがからの復帰後は、レース前にお手玉を取り入れるなど、いろんな工夫で悪夢を乗り越えてきた。

左すねのボルトを抜く手術をしたことで、今節は2カ月ぶりの実戦だ。初戦は初日5Rで4コースから4着だった。

「ブランクがあったので、レース勘を取り戻したいです」

今節に引いた28号機の引き出しにも懸命だ。「出足はいい感じがあります。でも合えば、もっと良くなりそうだし、試運転でいい感じになってきました」と前向きだ。

2日目は5R5枠、9R2枠の2走。まずはエンジンの引き出しから結果につなげる。