榎幸司(42=長崎)が若手の模範になった。準優9R、5コースからまくり差し、2着で優出した。相棒の76号機は低調な気配。コースも遠く、ベスト6入りは厳しいかに思われたが、「奇跡的です」と振り返る巧旋回で優勝戦に進んだ。長崎支部長の重責を担い、前検日から自分のことをそっちのけで、ルーキー2人の面倒を見ていた。調整のイロハ、ピットの規律を教えたこと以上に、先輩レーサーの威厳を示した走りだった。