日刊スポーツ新聞社制定「第39回ボートレース年間三賞」の各賞受賞者が決まった。1、2着回数トップに贈られる敢闘賞は、石川真二(54=福岡)が激戦を制し3年ぶり2度目の受賞となった。授賞式は2月17日に東京・品川プリンスホテルで行われる。(データは、日本モーターボート競走会提供)

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燃えんばかりの闘志と、周囲からのサポートが、24年の石川真二を作り上げた。1着が106回、2着が72回の計178回と最多の連対数をたたき出して、敢闘賞を手にした。

「数多く走った。体が丈夫だから、残せた数字」

54歳で得た勲章に笑顔で振り返る。驚異的な出走回数が、この1、2着の数字につながった。そこには出走していない時のサポートがあった。

「体をメンテナンスしてくれた先生、メンタルを支えてくれた妻のおかげ。だから、この出走回数をこなせた。1年間、大きなけがも病気もしなかった」

その支えは、ボートレース場での結果にもつながった。24年の優出9度、優勝は2度を数える。ただ、その熱意は、まだ結果につながっていないと言う。「本当はもっとG1を走りたい。マスターズ(チャンピオン)、地区選だけでは駄目」。

福岡には数多くのA1級レーサーがいる。もっと目立たないと各場の周年や記念にも呼んでもらえないのも理解している。

「もっと優勝を増やしたい。SGに出るぐらいの気持ちでいかないと駄目」

自らにハッパをかけて、この敢闘賞を25年躍動への糧にする。

◆石川真二(いしかわ・しんじ)1970年(昭45)4月19日、福岡県生まれ。66期生として、90年5月に常滑一般戦でデビュー。同期には橋本久和、芝田浩治らがいる。通算優勝回数は95度(G1は1度)。163センチ、54キロ。血液型B。

◆敢闘賞 24年はハイレベルで上位がきっ抗、例年以上に混戦のまま年末を迎えた。そんな中で上野真之介が頭1つ抜け出していたが、石川真二が怒濤(どとう)の追い込みを見せた。23日からの大村を11戦8勝2着2本で優勝。逆転トップに立って24年を走り終えた。上野は年またぎの地元からつ開催で逆転を期したがわずか1本届かず。石川が3年ぶり2度目の受賞を果たした。