深谷知広(35=静岡)が豪快にまくって快勝した。まずは正攻法から、東北勢が残り2周半で上昇すると3番手に下げる。車間を空けて間合いを取ると、2角でまくって決着をつけた。2着に簗田一輝が流れ込み、鮮やかな地元ワンツー。3月名古屋以来、通算24度目のG3優勝となった。
今年の深谷は最後までKEIRINグランプリ(GP)の出場権を争ったが、G1競輪祭で力尽きた。満身創痍(そうい)の心と体は、地元G3に対する責任感で覆い隠した。「先行もまくりも出せて、充実した開催になった。3日間、簗田と決めたし、静岡でこういう連係ができたことが貴重でした」。エースが背中で見せて、後輩たちも必死に後に続いた。
21年に静岡へ移籍した深谷は、前回(15年)の当大会優勝はまだ愛知籍だった。2月の静岡に続き、同一年に地元記念を連続V。これで正真正銘の“静岡人”だ。





















