佐々木悠葵(30=群馬)がこん身の逃げ切りVを決めた。G3制覇は昨年1月の大宮以来、通算3度目となった。2着に芦沢大輔、3着は森川大輔が入った。

勝負どころで先行したのは棚瀬義大-森川-西村光太で、三谷竜生-三谷将太-中井太祐が中団。単騎の松井宏佑が7番手。佐々木-芦沢は後方に置かれた。

ここで佐々木の判断力が光った。「棚瀬はG3の決勝を経験していないし、ペースは上がらないと思った。その動きを見ながら足をためて仕掛けた」。そう振り返ったように、赤板1角から一気に踏み込んで主導権を奪い、後続を完封した。

「それにしても優勝できるなんてびっくりした。番手の芦沢さんにチャンスがあるように走っただけ」。ラインのことを意識しながら走った結果だったが、逃げ切りVの成果は大きい。次走の熊本G1全日本選抜(20日開幕)に向けて、勢いが加速する優勝となった。