ガールズの神戸暖稀羽(ののは、22=北海道)は、今年に入って5場所全てで決勝に進出している。昨年からなら9場所連続となる。

「流れにうまく乗れて、走れているのかなと思う。でも、決勝で大きな着順が多くて」

直近4カ月の競走得点は51点を上回り、今期だけなら52点オーバー。デビューしたての45~46点ぐらいしかなかったころとは、たくましさが違う。

一昨年の7月から11月まで、神戸は副腎不全で欠場した。いくら鍛えても握力はゼロのままで、体に力が全く入らなかった。

「一時は『競輪を続けていくのは難しい』と言われました。それから私は変わりました。走れることが幸せで、小さなレースをして着を拾うことはどうでもよくなりました」

練習を街道一本に絞って、徹底的に体力強化に努めた。体重も5、6キロ増え、競走得点もどんどん上がっていった。

今や決勝の常連だが、まだ優勝がない。まずは初優勝してから、もっと大きな夢を見つければいい。