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ヴィルシーナ12cm差V/ヴィクトリアM

ヴィルシーナ(右奥)がホエールキャプチャを鼻差抑えヴィクトリアマイルを制した
ヴィルシーナ(右奥)がホエールキャプチャを鼻差抑えヴィクトリアマイルを制した

<ヴィクトリアマイル>◇12日=東京◇G1◇芝1600メートル◇4歳上牝◇出走18頭

 1番人気のヴィルシーナ(牝4、友道)が鼻差の激戦を制し、ついに頂点に立った。

 どっちが勝ったのか…。ゴール板を過ぎて、内田騎手はホエールキャプチャの蛯名騎手と顔を見合わせた。

 内田「どっちが勝った」

 蛯名「分かんない」

 内田「僕も分かんない」

 百戦錬磨の2人が判断できないほどの大接戦。引き揚げる途中で1着と聞かされた内田は、検量室に戻って来るなり「良かった~」と叫んだ。

 好スタートを切ったヴィルシーナは、ハナに立とうかという勢いだったが、アイムユアーズの2番手に控えた。内でじっくりと脚をため、直線で追い出すとジワジワと加速。ゴール前でマイネイサベルをとらえたところで、外からホエールキャプチャが強襲してきた。だが並ばれてからの勝負根性が、この馬の最大の武器。最後まで抜かせず、約12センチ差粘り切ったところがゴールだった。

 内田にとっても長い道のりだった。昨年は桜花賞からヴィルシーナの手綱を取り、5戦すべて2着。そのうち4回はジェンティルドンナに先着を許した。最大のライバルがいないこの舞台、負けるわけにはいかなかった。今年のG1では3走連続で1番人気の馬に騎乗。だがゴールドシップ(天皇賞・春5着)、エーシントップ(NHKマイル7着)と結果を残せなかった。それだけにこの日の喜びはひとしおだ。ついにヴィルシーナをG1馬へ導いた。ジェンティルとの再戦については「あの馬はバケモノだからね」と煙に巻いたが、それは誰もが期待していること。悲願のタイトルをもぎ取った今、すべての競馬ファンが、その日を待ち望んでいる。【中上博】

 [2013年5月13日9時12分 紙面から]

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