U-21日本代表が29日、アジア大会が行われている韓国から帰国した。同大会2連覇を目指したが、28日の準々決勝でライバル韓国に0-1で敗戦。

 手倉森誠監督(46)は「今大会は割り切りと柔軟性というテーマでやってきた。韓国がロングボールを蹴ってくるスタイルには割り切って対応することができたと思うけど、日本も韓国の一本調子のサッカーに付き合ってしまった。そこは柔軟に日本はつないでいけるようにならないと。選手ともそのような話をした」と話した。

 3月下旬にはリオデジャネイロ五輪アジア1次予選が控える。開催地は未定だが、開催候補地がいずれも暑い地域のため、12月中旬に暑熱対策を兼ねた東南アジア合宿を行う予定。「3月(の五輪1次予選)は暑いところでやるのが決まっているので、それに対する準備をしたい」と本番へ向けた対策を考えていた。