MF堂安律(18=G大阪)が自らを責め続けた。「自分が点取れなかったので自分の責任。精度の低さがあった」。後半6分にはFW久保、MF遠藤、FW岩崎が連係で崩し、最後は堂安がシュートを放ったがクロスバーの上だった。「あっけなく終わるもんなんやなと思った。まだ負けた感じがしない」と敗退にぼうぜんとした。

 延長戦の死闘だった。高い集中力を持って臨んでいたが、一瞬の隙を突かれた。堂安自身は4試合3得点で、チームの中心であることを結果で証明したが「決めきる選手はしっかり決める。今日もチャンスがあったけど外してしまったので。(結果を)続けていくことに意味がある」と無得点に終わり、悔しそうだった。