日本は29日、勝てば6大会連続出場が決まるW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(31日、埼玉)に向けて会場で非公開で調整した。

 海外組は帰国前に、高温多湿の日本の気候にすぐ適応できるようハリルホジッチ監督から「宿題」を課されていた。連日最高気温が30度を超え、湿度も70~90%の日本に対し、この時期のドイツ、英国、オランダの気温は平均20度前後。ある選手は、8月中旬から所属チームでピステ(サッカーの防寒着)を3~4枚重ね着して練習したという。その効果か17人いる海外組はそろって、練習で軽快な動きを見せた。