日本サッカー協会は28日、10月の国際親善試合のキリン・チャレンジ杯(6日ニュージーランド戦=豊田ス、10日ハイチ戦=日産ス)に臨む日本代表メンバーを発表した。

 ガンバ大阪からは成長株のMF井手口陽介(21)、GK東口順昭(31)が順当に選出され、前回外れたMF倉田秋(28)が復帰。国内組最多の3人が選ばれた。

 ハリルホジッチ監督は8月のW杯アジア最終予選オーストラリア戦でゴールを決めた井手口について「成長し続けている姿はうれしい。将来性がある」と大いに期待。復帰した倉田は「ここ最近2試合でコンディションが上がっていた。彼のプレースピードをアップさせる能力や仕掛ける能力は我々にとって面白い」と評価した。

 だが、ルヴァン杯準決勝C大阪戦(4日アウェー、8日ホーム)を控えるG大阪にとっては、先に発表されていた韓国代表DFオ・ジェソク、FWファン・ウィジョと合わせて代表組計5人の欠場が決定。負傷中のFWアデミウソン、DFファビオも合わせれば主力7人を欠くこととなり、台所事情はかなり厳しくなりそうだ。