日本サッカー協会は12日、都内で理事会を開き、2020年東京五輪の男子日本代表監督に、サンフレッチェ広島で3度リーグ制覇した森保一氏(49)の就任を決めた。

 理事会後に西野朗技術委員長が会見し「2020年東京五輪監督に森保一氏を推挙し、理事会の中で承認されましたので、ここにご報告させていただきます」と明かした。

 9月21日に西野技術委員長が都内で7月に広島監督の座を離れていた森保氏と接触し、J1で抜群の実績から候補に急浮上。同22日に取材に応じた同氏は「五輪もクラブも正式オファーをいただけたら、その時に考えたい」とし「来年は現場復帰したい」と現場への意欲を示していた。

 東京五輪世代の代表は、年末から活動が本格化する。12月にタイで行われる国際大会の北朝鮮戦が初陣となる見込みだ。