【ブルージュ(ベルギー)13日】4年ぶりの欧州遠征中の日本代表が2日連続のトラブルに見舞われた。12日(日本時間13日未明)のベルギーでの初練習はひょうが降る荒天で、紅白戦の途中で切り上げた。11日の移動ではバスがぬかるみにはまり立ち往生するなどベルギーでは踏んだり蹴ったり。14日に迎える強豪ベルギーとの親善試合に向け、不安材料山積だ。

 前夜のバス立ち往生について選手が振り返った。リールからブルージュへの道中、細道に迷い込んだバスが、ぬかるみにはまって動けなくなった。車両と最前列でDF最年少の三浦が“デュエル”したが「全く動かなかった…」。最年長の長友も「まだまだパワーが足りなかった」と反省した。スタッフも靴を泥だらけにしたが、健闘むなしくタクシーを呼ぶ事態に。到着が遅れた影響か、ミーティングは行われなかった。