タイ遠征中のU-20(20歳以下)日本代表の森保一監督(49)が、短期決戦の心構えを説いた。

 前日11日のM-150杯U-23北朝鮮戦で、東京五輪代表監督に就任後2戦目で初白星。4-0快勝から一夜明けて軽めに調整し、当初は通常練習予定も「体重が落ちている選手がいる」と初休養を与えた。その冒頭、円陣で10分超の初ロング訓示を行い「4得点よりも無失点を評価したい」。夏場に中2日の6試合でメダルを目指すことになる東京五輪を見据え「失点が多ければ次につながらない。一喜一憂も、しすぎてはいけない」と平常心を保つ必要性を説いた。チームは15日に順位決定戦がある。(ブリラム=木下淳)