W杯(ワールドカップ)ロシア大会に出場する日本が3月の国際親善試合でマリとウクライナと対戦する。日本サッカー協会が9日、発表した。ともに日本協会の主催試合で、会場はベルギー・リエージュ。マリ戦は23日、ウクライナ戦は27日。ACミランでも活躍したシェフチェンコ監督が率いるウクライナ戦は、海外では初めてのキリンチャレンジ杯となる。

 W杯1次リーグで対戦するセネガルをマリ、デンマークをウクライナに見立て、対策を練る。ハリルホジッチ監督は「ともにW杯グループステージで対戦するチームを想定してマッチメークしました。今回は本大会に向けたメンバー構成を見極めるための大事な機会となります」とコメントした。これがW杯メンバー23人発表前の最後の活動になる見込み。昨年11月の欧州遠征で招集されなかった本田圭佑、岡崎慎司、香川真司が復帰するかどうかも含め、注目の2試合になる。