日本サッカー協会が18日、都内で会見を開き、ワールドカップ・ロシア大会壮行試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバー27人を発表した。

 西野朗監督(63)は、J1首位のサンフレッチェ広島からMF青山敏弘(32)を、2015年3月31日の親善試合ウズベキスタン戦以来3年2カ月ぶりに代表に招集した理由について、「間違いなく最高のパフォーマンスをしている選手の1人」と説明した。

 西野監督は、J1で2位のFC東京に勝ち点10差をつけて首位の広島において、青山が「チーム事情を作っていると言っても言い過ぎじゃない、今の広島のサッカーを象徴する主将であり中心選手であり精神的な支柱」と高く評価。その上で「少し遠ざかってはいますけど代表の経験はありますし、高く評価しています。過去の実績、経験値プラス現状のトップパフォーマンス」と、14年のワールドカップブラジル大会メンバーに入った経験に加え、今のパフォーマンスの良さを兼ね合わせて選んだと説明した。【村上幸将】