日本代表FW大迫勇也(28)が19日、東京・アシックス原宿で行われた新スパイク「DS LIGHT X-FLY3 SL」の発表イベントに出席した。16日にケルンからブレーメンへの移籍が決定して以来、初めての公の場。4年間在籍し、2部に降格した状況でケルンを離れることに「かなり迷った」が、コーフェルト監督から口説かれて決断。「最終節から2週間以内に移籍するか決める契約だった」とも明かした。

 親善試合ガーナ戦(30日)のメンバーが発表された前日18日に28歳の誕生日を迎え「選んでいただけて良かった」。ワールドカップ(W杯)の目標を問われると「FWなので点を取って歴史を変えたい」と過去最高の8強を掲げた。

 W杯初戦の来月19日コロンビア戦まで、ちょうど1カ月。「初戦に向けて、まず(21日からの)合宿で西野監督の話を聞きたい」と言い、ファンには「たたくのは今じゃない。試合まで全力で応援してほしい」と呼び掛けた。この後、東京近郊で自主トレを行った。