サッカー日本代表は23日、東京近郊で30日の国際親善試合ガーナ戦(日産ス)とW杯ロシア大会へ向けた国内合宿3日目の練習を行った。

 この日から合流したスペイン2部、クルトゥラル・レオネサのMF井手口陽介(21)は同じくこの日から合流したGK東口順昭、DF槙野智章、遠藤航と共にパス回しなど軽めのメニューをこなした。昨年12月の東アジアE-1選手権以来となる代表での練習に「ちょっとしかやってないですけど、楽しかったです」と笑顔をみせた。

 クラブでは半年間でわずか5試合の出場にとどまり、2月のリーグ戦に出場して以来、約3カ月実戦から遠ざかっている。居残りで走り込みを行うなど、コンディション調整は行ってきており「折れないでやり続けることが1番だと思うので、最後まで切らさずにやってきたつもりです。あとは自信を持ってやるだけ」と話した。

 練習中での西野監督との会話については「(求めていることなど)そんなに深い話はしていません」と明かした。ガーナ戦にむけては「まずはしっかり試合に出られるように、1週間の練習でアピールしていかないといけないと思う。(クラブで)出られなかった分、悔しい思いはたくさんしてきたので、まずはそれを晴らすというか、ここからが勝負だと思うので、頑張って楽しめたらいいかなと思います」と意気込んだ。