日本代表は8日、札幌市内で11日のコスタリカ戦(パナS)に向けて調整。MF南野拓実(23=ザルツブルク)は大阪・泉佐野市出身で、実家や友人が4日に西日本を直撃した台風21号の被害を受けた。北海道を襲った地震の影響でチリ戦が中止になった7日に紅白戦で好調をアピール。コスタリカ戦で初先発する可能性が高まり、ピッチで戦う姿で両被災地へ恩返しすると誓った。

南野は「おおさか」つながりで、テニス全米オープンで日本女子で初めて決勝に進出した大坂なおみにエールを送った。大阪府大阪市中央区生まれの大坂に「めっちゃオオサカですね」と親近感を感じ「同じ大阪出身の選手の活躍には刺激を受けます。大坂選手には優勝してもらって、コスタリカ戦の勝利で続くことができたら」と話した。