日本代表の国際親善試合、パナマ戦は12日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで午後7時35分にキックオフされる。18年W杯ロシア大会の主力6人が招集され、DF吉田麻也(30=サウサンプトン)が新たに主将を務める。代表初招集となるFW北川航也(22=清水)のプレーも注目だ。パナマは18年W杯ロシア大会でW杯初出場。そのメンバー15人が来日している。

森保ジャパンは、9月11日の親善試合コスタリカ戦で3-0と白星スタートを飾った。今回のパナマ戦でも勝利を目指すが、「全員攻撃、全員守備」で2試合連続完封勝ちを飾れば、06年のオシム監督時代(○2-0、○2-0)以来の監督初陣からの2試合連続無失点勝利となる。

代表デビューが見込まれるFW北川は、練習から鋭い動きを披露。所属する清水エスパルスでもチーム最多11ゴールを挙げるなど好調だ。国際Aマッチデビュー戦でゴールを決めれば、日本代表史上31人目。直近は18年3月23日の親善試合マリ戦でのMF中島翔哉(23)。Jリーグ発足以降では11人目の快記録を狙う。

対するパナマは調整不足なようで、ステンペル監督は「ベストの状態ではない。ここ数日、時差、長旅の疲れから回復に努めてきた。まだ全員での練習はできていない」と話していた。

FIFAランキングは日本が54位で、W杯1次リーグ敗退のパナマは70位。両国は初の対戦となる。