12日に新潟デンカSで行われた日本代表の国際親善試合パナマ戦でジュビロ磐田FW川又堅碁(28)は、後半40分に左足で相手のオウンゴールを誘発。プロキャリアをスタートさせた思い出の地で結果を残した。

川又らしい泥くさいプレーだった。北川とともに後半21分から途中出場。1トップの位置に入り、前線で体を張った。そして同40分、MF原口のスルーパスから体勢を崩して、相手DFともつれながら、左足を振って相手のオウンゴールを呼び込んだ。「自分はゴール前で勝負する」。プロキャリアをスタートさせた新潟で初めて出場した日本代表戦で、追加招集直後の言葉を有言実行した。