日本代表の国際親善試合「キリンチャレンジカップ2018」ベネズエラ戦(16日・大分)とキルギス戦(20日・愛知)メンバーが7日、都内の日本サッカー協会(JFA)で行われた会見で発表され、鹿島アントラーズFW鈴木優磨(22)と横浜F・マリノスDF山中亮輔(25)が日本代表に初選出された。

森保一監督(50)は、鈴木について「クラブで継続して出場し、特徴を発揮してくれている選手。優磨に関しては鹿島でアジア・チャンピオンズリーグ優勝を目指すチームの中で、得点という結果を出し、前線で存在感を発揮している」と選考理由を語った。

山中については「マリノスで年間通し、継続して試合に出て、良いパフォーマンスを出していること」と選考理由を説明した。その上で「パフォーマンスに波がある選手だと思うが、スペシャルなものを持っている。特に攻撃的なもの、左利きを生かしたクロス、攻撃に絡むプレーは、今回の代表招集につながった理由です」と攻撃力に期待していることを強調した。

森保監督は、鈴木と山中へ「このグループの中で、どういう力を発揮してくれるか見たい。自分の個性を発揮して欲しいと思っています」と期待を込めたメッセージを送った。【村上幸将】