22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選モンゴル戦(10日)の公式会見が9日、会場の埼玉スタジアムで行われ、日本代表の森保一監督(51)が出席した。

不動の1トップ、FW大迫勇也(ブレーメン)が今回は負傷で不在。選手起用や新システムなど、適応力を試す可能性があるか聞かれると「これまで戦ってきたベースはありますが、選手が変わることで同じシステムでも連係連動の形や立ち位置が変わるし、起こりうること。ベースの部分を確認しながら、試せるところは試していこうかなと思っています」と言った。

モンゴル戦の後に控える15日の敵地タジキスタン戦にも質問が及んだ。2連勝中の相手は今月1戦目がなく体調も万全なはず。その中で、ターンオーバーなど次戦も見据えた選手選択について問われると「答えとしては、どうするかは決まっていません」と即答した上で「起用法に関しては、いろんな選択肢を考えながら、この2戦を戦っていければ。ただし、目の前の一戦で勝ち点3をつかむことを考え、終わってからタジキスタン、チームの状態、選手の状態を見ていきたい」と慎重に、一戦必勝を強調した。