日本協会の田嶋幸三会長(62)が16日、都内のJFAハウスでの理事会後、報道陣に対応した。

U-23カタール戦でのVAR判定について、田嶋会長はアジア連盟に判定の根拠などの説明を求める文章を提出したと明かした。前半終了間際にMF田中碧がVARで判定が覆りレッドカードで退場。後半31分にPKを献上したMF斎藤のプレーは、ノーファウルに見えたもののVARで検証されなかった。田嶋会長は「田中碧の時にわざわざ(プレーを)戻してそのシーンを見させて判断させた。にもかかわらずPKのところは戻して見させなかった。整合性に欠ける。ジャッジが変わるとは思っていない。根拠など説明はしてほしい」と語った。