日本協会の関塚隆技術委員長(59)が20日、29日の技術委員会で、東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表のメンバー選考など、森保一監督率いるチームの活動過程を再検証する考えを示した。

タイでのU-23アジア選手権で、日本は1分け2敗と1次リーグ敗退。3月には五輪代表が国際親善試合2試合を戦うが、同時期にA代表のW杯アジア2次予選が控える。

同選手権の準々決勝を視察して帰国した関塚委員長は「今回の(メンバー選考の)プロセスは現場だけがやったわけじゃない。現場だけの責任ではない。現場が考えたことと、協会がお願いしてやっていたこともある。そこがどうだったかも含めて、しっかり詰めていきたい」。もう1度精査したうえで、今後の森保兼任監督のサポート体制を整えていく方針だ。

また、15日の同カタール戦でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるビデオ判定について、アジアサッカー連盟に判定の根拠などの説明を求めて日本協会が提出した意見書の返答は、まだ受けていないとした。