森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング27位)がミャンマー代表(同137位)に10-0で大勝し、2次予選2試合を残して最終予選進出を決めた。

主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)は、試合前日の会見で、一方的な試合が続く2次予選の方式に疑問を呈していた。

試合後、この件について聞かれると、次のように答えた。

「ミャンマーに関しても、モンゴルにしても、90分通して非常にポジティブであきらめず成長しようという姿勢は見えた。もちろん、見えたが、あまりにも差があると、本当に有意義なものになるのかは僕的にはクエスチョン。僕らも一緒で、本当にアジアがヨーロッパや南米、アフリカに抗うために、何をしなくてはいけないのか。日本だけでなく、アジア全体で考えなくてはいけない。W杯で結果を残さなければ(アジアの)枠が減らされる。そこが、一番、アジアが変えないといけないところだと思っている。10-0とか、2桁得点の試合が続けば、おのずとそういうクエスチョンが出てくると信じている」と、真剣に戦い抜いた結果で訴える思いを述べた。