ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オマーン戦(16日、マスカット)に向けて現地で練習中の日本代表FW大迫勇也(31=ヴィッセル神戸)が14日、オンライン取材に応じた。周囲のサポートが少なく前線で孤立した前回対戦の反省をふまえて、「厚みのある攻撃をしたい」と意気込みを語った。

大迫の一問一答は以下の通り。

 

-9月のオマーン戦の反省は

大迫 2回も負けられないし、しっかりと勝ち点3を取れるように考えている。相手のやり方も分かっているし、弱点をどんどん突いていきたい。

-前回対戦では孤立する場面が多かった。改善点は

大迫 厚みのある攻撃をしたい。チーム全体で押し込みたいし、それが僕らの強みでもある。

-11日のベトナム戦では前3枚のコンビネーションから得点した。新システムの手応えは

大迫 前でもう少し人数をかけられたらいいと思うし、相手が5バックのとき前に3枚しかいない状況が多かったので、もう1人、2人絡んでくれたら。次は相手4バックだし、また違う展開になると思う。

-3トップの可能性はどう感じているか

大迫 可能性はもちろんあると思う。ただ、相手あってのフォーメーション。うまく使えたら。

-セットプレーがうまくいかない原因は

大迫 入るときは入るイメージでやっている。チームとして狙い所をもっと定める必要があるし、蹴る人の質、入る人のタイミングも、もっと確認しないといけない。

-そこに費やす練習時間が少ないのか

大迫 前回は(チャーター便の遅延で)全員で練習するのが1日しかなかったので、そういう部分もあったけど、もっと自分たち発信でやっていってもいいのかなと。試合の中でも話し合いながらやりたい。

-得点が少ないことは気になるか、「取れるときは取れる」と気にしないタイプか

大迫 もちろん点が取れるに越したことはない。最終予選なので、そんなに軽いことは言っていられない。こっちもいろんなものを背負って戦っているので、同時にプレッシャーもある。勝ち点3を取る気持ちが強すぎる気もする。もっと振り切って、チーム全体として点を取りに行くシーンもあっていいと思う。

-吉田が「1試合よくないだけで年齢のせいにされる」と言っていた

大迫 年齢どうこうじゃなくて、常にそれは思っていること。そこは競争の中で、だと思う。日本代表が勝つために、自分の最大限を出さないといけない。

 

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