日本サッカー協会(JFA)は20日、6月に予定しているブラジル戦など4試合に臨む日本代表(FIFAランキング23位)のメンバー28人を発表し、ドイツ1部シュツットガルトで活躍中のDF伊藤洋輝(23)を初めて選出した。

伊藤はドイツで活躍し初招集された。すでに全日程を終え帰国。代表発表前に古巣磐田の練習場を訪れた。地元浜松では家族とリフレッシュ。

昨夏の移籍当初はシュツットガルトのセカンドチームに所属する予定だったが、けが人などのチーム事情でトップチームへ。リーグ戦29試合に出場し、定位置をつかんだ。W杯出場を目指す成長株は「本大会ではドイツと当たる。そこは僕のアドバンテージにしたい」とアピールしていく。この日、シュツットガルトへの完全移籍も発表された。契約期間は25年6月末までの3年。