ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表メンバーに選出されたGKシュミット・ダニエル(30=シントトロイデン)が1日、オンライン会見で意気込みを語った。初選出に「目標の8強以上を超えられるよう、チームのみんなと協力し、大会が終わってみて『いい大会だった』と思えるようにしたい」と力を込めた。
海外から森保監督の発表会見を視聴し、「1人1人呼ばれるのに間隔があって。森保さんの間がすごく緊張した」と笑いながら振り返った。名前が呼ばれた瞬間は「ホッとしたという思いが強くて。やっと始まるなという気持ちになりました」と引き締めた。
W杯出場を目指し始めたのは、小学5年の頃。ちょうど日韓W杯が開かれ、「この舞台に立てたらいいな」と思ったという。ただ、小学校の文集には「W杯を見に行きたい」とつづっており、「当時の自分に『お前、W杯に行くんだよ』って言いたい」と笑った。
19年にJ1仙台からシントトロイデンへ移籍。欧州やアフリカ出身選手と相対し、力をつけてきた。「割り切る力がついたかなと思う。ミスが出ても次のプレーに切り替えるとか、よくない試合があったら割り切るとか。それはベルギーでいろんな国籍のチームメートを見て、学んだかなと思います」。技術力と精神力を高め、W杯メンバー入りをたぐり寄せた。
代表では権田修一(33=清水)、川島永嗣(39=ストラスブール)らとGKの座を争う。「他のキーパー2人と比べるのではなく、それぞれ自分の一番いいコンディションでカタールに行くことがチームのためになると思う」。身長197センチのGKは、準備万全で臨むことを誓った。
9月27日のエクアドルとの親善試合ではPKをストップするなど、ビッグセーブを連発。W杯メンバー決定前の最終戦で存在感を示していた。

