20日開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表に選出されたDF酒井宏樹(32=浦和)が10日、成田空港発の航空機に搭乗し、ドーハに向かった。コンディション調整のため、他の国内組の選手たちからは1日遅れでの出発となった。
紺色のスーツを着用し、精悍(せいかん)な顔つきで空港に現れた。搭乗前に取材に応じ、「まだ特別な緊張感はないです。ここから素晴らしい緊張感を得ることが楽しみ」と心境を明かした。
日本代表はDF中山雄太(25=ハダースフィールド)が重傷を負って本大会欠場が決まるなど、故障者が相次いでいるが、「(けが人続出は)僕には関係ないです。けがをしないようにやるだけです。誰がけがをしても強い集団であると信じてやらないと」と言い切った。
個人では、3大会連続のW杯出場となる。現在の状態については「試合になってみないと分からないです。環境や状況次第です」とし、堂々とした足取りで搭乗ゲートをくぐった。
自身が取締役を務める「Football Assist」のスタッフの見送りには、笑顔で手を振って応えていた。
日本代表はドーハで11日から国内組で本格的な練習を開始する予定。欧州でプレーする選手は13日までの試合を終えてから合流する。
◆酒井を見届けた「Football Assist」のスタッフからのメッセージ
曽根脩さん 「けが人が多いのでけがだけはしないようにしてほしいです。万全な状態で日本に勝利を届けてくれることを願っています」
清水亮介さん 「酒井選手自身も楽しんでほしいです。大舞台には強いタイプだと思うので、大活躍されることを期待しています」

