サッカーU-20日本代表が同ヨルダン代表に勝利し、上位4カ国に与えられるU-20ワールドカップ(W杯)出場権を手にした。3大会連続11度目の出場となる。

前半は0-0で折り返し、後半9分、ショートカウンターからFW北野颯太(18=C大阪)がドリブルで深くまで侵入するとマイナスの折り返し。最後は中央に来たFW坂本一彩(19=岡山)が落ち着いて右足で合わせた。

さらに後半25分。北野が敵陣左深くで相手をかわしてシュート。そのこぼれ球に詰めていた途中出場のFW熊田直紀(18=東京)が、ヘディングで押し込み今大会自身4ゴール目でリードを広げた。

全2得点に絡んだ北野は「うれしい気持ちとほっとしている気持ち」とW杯出場決定を喜ぶも、すぐに気持ちを切り替え。「アジアチャンピオンになることがここに来た意味」とアジア制覇への気合を入れ直した。

試合後の北野の一問一答は以下の通り

-W杯出場を決めた

まずはうれしい気持ちとほっとしている気持ちが一番ですけど、僕たちの目標はここではないですし、アジアチャンピオンになることがここに来た意味なので、もう次の試合は始まっているのでしっかりいい準備したいなと思います。

-タフな試合だった

前半はすごい苦しい時間帯も多かったんですけど、じれずにやっていこうという話があったんで、本当に全員がいい準備して、後半入りからしっかりといいスタートができた。早い時間帯で先制点を取れたというのもすごく大きかったので、自分たちの作戦通り、プラン通りに自分たちも動けましたし、監督の指示も当たったと思います。

-あらためてアジアチャンピオンへの思いは

ここに来た意味はチャンピオンになることなので、ここで満足することなくチャンピオンを目指してやっていきたいなと思います。

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