新生・森保ジャパンDF陣で最年長となる26歳の板倉滉(ボルシアMG)が「麻也魂」でチームをけん引する。

20日から代表合宿がスタートし、19日に帰国したばかりの板倉も元気に汗を流した。DFにはバングーナガンデや半田ら新顔も多く、板倉は「しっかりコミュニケーションをとりながら、良い試合をしたい」と、初日からリーダーシップを取る意気込みは十分だった。

今回メンバーを外れた吉田麻也(シャルケ)とはドイツで頻繁に会っており「ケガせず頑張ってこいと言われました」という。

互いの家が10分くらいの距離で「自分の練習が終わって、家に帰ったら麻也君がいることもあります(笑い)。麻也君がその距離にいるのは僕にとって大きなこと」。吉田からのさまざまな助言を胸にチームをけん引する。

「もちろん次のW杯で優勝を狙いにいくつもりですし、そこはブレてない。そのための今回の代表期間。1日1日を大切にやっていきたい」。世界の頂点を目指し、まず1歩目を踏み出した。