日本協会の田嶋幸三会長(65)が22日、WBC優勝の侍ジャパンの栗山英樹監督(61)を絶賛した。

同監督とは、約20年前にJOCの球技団体の集まりで知り合って以来、親交を深めてきた。同会長は「栗山さんは、見ている人たちをどうやって喜ばせるかも考えて采配するくらいにプロの監督で、ちゃんと勝つところもすごい。スポーツが頑張ることで、日本が明るくなって盛り上がりますね」と話した。

同会長はこの日、サッカー日本代表の千葉合宿を視察して、森保監督らを激励した。日本は昨年末のW杯カタール大会でドイツ、スペインを破るなどの快進撃を見せ、日本中に元気を届けた。しかし同会長は「16強に入ったくらいで大きな顔をせず、地道に頑張っていかないといけない。野球には、サッカーのエムバペやメッシ・クラスが日本にいるわけだからね。サッカーも近づけたいし、反省させられた」と話した。