日本代表の森保一監督が23日、新体制初戦となるウルグアイ戦(24日19時30分、国立競技場)でMF三笘薫(ブライトン)を先発起用すると明言した。

前日会見の席で、プレミアリーグのブライトンで大活躍する三笘の起用法について森保監督は「基本的に今日の練習を見てから決めるが、三笘は明日先発にしています」と明かした。

22年ワールドカップ(W杯)カタール大会では途中出場が多かったが、「力がないからサブだったのではなく、先発でできる力はあった。ただ、大会に入ってくるときの彼の状態、コンディションが100かというといろんなことがあって100ではなかったり」と説明。新体制ではスターターとして構想を持っているようだ。

そして新生ジャパンの戦術については「4-2-3-1からスタートしていければ。オプションの積み上げはしっかり持ちながらも、これからのことをつくっていければ。4-2-3-1がこれからベースになっていくのかというのも、まずはチャレンジしてみてそこから考えていきたい」と説明。ゲームキャプテンには遠藤航(シュツットガルト)を指名した。

「ホームということで勝利を目指して戦い、選手たちには今持っている個の力、チームとしての戦いの中でベストを尽くして戦ってもらいたい。これまで積み上げてきたことを生かしながらも、これから2026年に向けて何を作っていけるのか、新しい目標、大会へ向けてチャレンジしていくことを、選手たちには思い切って表現してほしい」と、選手たちへ期待を込めた。

また、会見の冒頭には世界一となった野球の「侍ジャパン」にも言及。「改めてWBCの侍ジャパンの監督、選手、関係者のみなさんに優勝おめでとうごいます、日本中に感動を与えてくれてありがとうございますと伝えたい」と感謝の言葉を口にした。