欧州視察中の日本代表・森保一監督(54)が26日、オンライン取材に応じた。一問一答は以下。

-見たい試合と会った選手は?

森保監督 試合はこれまで6試合見た。FAカップ準決勝(ブライトン-マンチェスター・ユナイテッド)とかCLのバイエルン-マンチェスター・シティなど。選手には長谷部、板倉、鎌田、中山にも会った。

-試合視察と選手に会うのどちらがメインの目的?

森保監督 タイミングが合えば、選手にも会いたいと思っている。

-中山とはどんな話を?

森保監督 より確実にけがを治してほしいと。選手である以上、1日でも早くピッチに立ちたいという思いはあるが、いい状態でプレーしてもらいたい。焦らずにしっかり治すように伝えた。

-3月のコロンビア戦後、横パスが多いともいわれた

森保監督 より速くゴールを目指すところと、しっかり個のところでゴールにたどり着くところもある。今後、もっと素早くゴールに迫ることやスピードを持っていかなかったというところもあった。

-テーマを意識しすぎた?

森保監督 やろうとするビルドアップの構築があって、そのチャレンジポイントにより意識がいっていた。今後、攻めの優先順位を整理していく。

-3月の2試合はレベルアップの第1歩だった?

森保監督 その時々のチャレンジがある。過去の活動を振り返ってどう伸ばしていくかを意識してやらないといけない。でもメンバーが変わると、なかなかこれまでのことをやるのは難しい。チームづくりを一から始めるつもりでやらないと。

-三苫を視察して感想は?

森保監督 ブライトンは三笘を突破口にしてチャンスをつくっていた。三笘本人は仕掛ける気持ちでチームはその三笘を生かす気持ちがあった。個の力を生かすチーム戦術だった。前半は三笘がいい攻撃を仕掛けって、そのうちマンUが対応して後半途中で完全に封じ込められた時、周りを生かしてもう1回ギアが上がってチャンスメークした。レベルアップを感じた。120分の中できつかっただろうけれど、最後の決定機を作ったり、存在感を示した。

-日本代表でもヒントになった

森保監督 いい状態でボールが受けられるか。これから相手は彼(三笘)の良さを消そうとしてくると思うので、逆に彼のマークにいく時に周りが生かせるようにしたい。彼を生かすオン・ザ・ボール、彼をおとりにして他を生かす両方ができるようにしたい。他の選手も“自分が戦術”とそれぞれ思うようにして、個を生かしながら、より相手が嫌がられる攻撃が仕掛けられるようにしたい。

-上田が18得点で、ベルギーリーグの日本人のシーズン得点記録を塗り替えた

森保監督 素晴らしいこと。高いところを目指して努力を続けることは素晴らしい。日本人にとって新しい景色を見せてくれていてうれしい。

-6月にはエルサルバドル、ペルーと対戦する

森保監督 非常に難しい相手。ペルーはW杯に出場してもおかしくないチーム。エルサルバドルは19年に対戦していて2-0で勝っているが、局面の強さがあるし、カウンターのスピードがあるチーム。強化試合としてはいい相手だと思う。

-今回の欧州視察でカズ選手(三浦知良)に会う機会は?

森保監督 何度も日程調整をしたけれど、合わなかった。でもニュースでも見ているし、カズさん頑張ってるなと、応援する気持ちは強いです。

-5月15日にはJリーグが30周年を迎える

森保監督 Jリーグが開幕して幸せな人生を送ることができるようになった。サッカーを始めた時は、サッカーでご飯が食べられるとは思わなかった。これを次につなげないといけない。日本のサッカーを魅力的なものにしていきたい。